19歳にもなると進路の話には自分の人格についての関心まで含まれてしまう。 ここに記すのは今回考えたことの結論。
前提として,僕は情報科学系を志向している。 また,ここでいう「技術」はコンピュータに関するアレコレを適当に言い包めたものとする。
しかし,そもそも,どうやら自分は技術そのものが特段好きというわけではないようだ。 もちろん,この前提は経年により変化するかもしれないが。 現状では,(コードを書くなど)技術に触れていて楽しいとか,領域に人並以上の才能があるということは無い。
思い返すと,客観的に見て自分は好奇心駆動の人間だった。 自我が芽生えたころからずっと,少しでも気になるものには手を伸ばしていた。 技術をやるモチベーションは,その好奇心によるものなのだろう。 今のところ,今後に於いてもこれは変えないでいるつもりだ。
そんでもって,自分はあまり思考しないタイプなのだとも思った。 これは,自分が何も考えずに行動してしまうことがあるということを強調したいのではなく(事実だが……),「自分の世界」に没頭するタイプではないということだ。 思考に没頭できる人がうらやましい。 過集中というものがあるらしいが自分は逆に注意力散漫で,この特性も少からずそれに寄与しているのかもしれない。
知識をインプットして,日常から得る情報のトークンを脳内の辞書と照らし合わせて,欠落していればそれを再帰的にインプットする。 参照できれば満足する。 僕は普段これの繰り返しで生活している。 そこに情報を吟味・考察する段階は無いが,これは少しずつ改善していきたい。
自分の内側に世界があれば,あるいは進学以外の選択肢も良いのかもしれない。 対人のコミュニケーションを重視するにしても然り。 しかし僕は好奇心駆動・知識偏重なので周りの情報量を重視することにした。