HackMDにメモってたやつをブログに移行。
ESPを見えるようにする
宗教上の理由で,パーティションの切り分けにはLinuxのツールを使っている。 ESPをWindowsから見えるようにするには次のようにする。
> diskpart
DISKPART> sel dis 0
DISKPART> sel par 1
DISKPART> ass letter W
DISKPART> exit
install.wimの展開
WinPEを起動して,インストールイメージに含まれるinstall.wimを展開する。
> dism /get-wiminfo /wimfile:D:\sources\install.wim
> dism /apply-image /imagefile:D:\sources\install.wim /index:3 /applydir:C:
Windows Boot Managerの登録
> bootrec /scanos
> bcdboot C:\Windows /s W: /addlast /p
レジストリ
別にこの段階で再起動して完了としてもいいが,どうせなのでレジストリをちょっと弄る。 まず,以下の手順でハイブを読み込む。
regedit
でレジストリ エディターを起動- 画面左のツリーで
HKEY_LOCAL_MACHINE
を選択 - “ファイル” → “ハイブの読み込み”
C:\Windows\System32\config\SOFTWARE
,キー名は適当(ここではsoft
)C:\Windows\System32\config\SYSTEM
,キー名は適当(ここではsys
)
UTC
ハードウェアの時計をUTCにする。
Windowsには”構成”という概念があって,現在有効な構成はsys\Select
で確認できる。
インストールイメージの展開直後は,最初に1つだけ入っている構成を弄る。
sys\ControlSet001\Control\TimeZoneInformation
のRealTimeIsUniversal
(DWORD)を1
にする
VerboseStatus
ぐるぐるしている時に,より詳細なメッセージが表示されるようになる。
soft\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
のVerboseStatus
(DWORD)を1
にする
セットアップのバイパス
Note
またWindowsをインストールする機会があれば更新する
お好みで。
これにより,あの鬱陶しいセットアップ画面がスキップできる。
少なくとも22H2までのWindows 10/11では有効。
soft\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
のEnableCursorSuppression
(DWORD)を0
にするsys\Setup
のCmdLine
(String)をcmd.exe
にする
そしてここで再起動。
> wpeutil reboot
再起動すると見慣れたcmd.exeが起動するので,
> oobe\windeploy
> net user Taro /add
> net localgroup Administrators Taro /add
> net localgroup Users Taro /add
とする。
また,regedit
でHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup
の
CmdLine
(String)を0
にOOBEInProgress
(DWORD)を1
にSetupPhase
(DWORD)を0
にSetupSupported
(DWORD)を0
にSetupType
(DWORD)を0
に- (
SystemSetupInProgress
(DWORD)を,0
以外の値であれば0
に)
それぞれ編集する。
shutdown /r /t 0
等で再起動すると,完成。
システムが起動したら,(再度)おまじないの再起動をすることをおすすめする。