切腹倶楽部
日々是切腹
Windowsをインストールする
HackMDにメモってたやつをブログに移行。
install.wimはUUP dumpで作ると余計なものが入らなくて良い。
0. マウス無しでやるときの心得
- cmd.exeは Shift-F10
- cmd.exeでコピペをするには Shift-Insert と Ctrl-Insert
- regeditのツリーを移動するには左右矢印
- explorerの右クリックは Shift-F10
1. キーマップを設定する
PE環境でキーボードをUS配列にするにはこう。 設定後に新しく開いたウィンドウから適用される。
wpeutil setkeyboardlayout 0409:00000409
2. install.wimの展開
GUIでやるとリカバリ用の謎パーティションを生やされたりするので,予めパーティションを切ってフォーマットしておいて,そこにinstall.wimを手動で展開する。
dism /get-wiminfo /wimfile:F:\sources\install.wim
dism /apply-image /imagefile:F:\sources\install.wim /index:3 /applydir:C:
3. ブートローダのインストール
bootrec /scanos
bcdboot C:\Windows /addlast
4. レジストリを弄る
どうせなのでレジストリをちょっと弄る。 まず,以下の手順でハイブを読み込む。
regedit
でレジストリエディタを起動- 画面左のツリーで
HKEY_LOCAL_MACHINE
を選択 - 「ファイル」→「ハイブの読み込み」で以下を読み込む。キー名は適当。
C:\Windows\System32\config\SYSTEM
,キー名はsys
C:\Windows\System32\config\SOFTWARE
,キー名はsof
4.1. UTC
ハードウェアの時計をUTCにする。
Windowsには「構成」という概念があって,現在有効な構成はsys\Select
で確認できる。
インストールイメージの展開直後は,最初に1つだけ入っている構成を弄る。
sys\ControlSet001\Control\TimeZoneInformation
のRealTimeIsUniversal
(DWORD)を1
にする
4.2. VerboseStatus
ぐるぐるしている時に,より詳細なメッセージが表示されるようになる。
sof\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
のVerboseStatus
(DWORD)を1
にする
4.3. 22H2までのWindows 10/11におけるセットアップのバイパス
ここをクリックして展開
sof\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\System
のEnableCursorSuppression
(DWORD)を0
にするsys\Setup
のCmdLine
(String)をcmd.exe
にする
そして再起動。
wpeutil reboot
再起動するとcmd.exeが出てくるので,
oobe\windeploy
net user Taro /add
net localgroup Administrators Taro /add
net localgroup Users Taro /add
とする。
さらに,regedit
で,HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup
の
CmdLine
(String)を0
にOOBEInProgress
(DWORD)を1
にSetupPhase
(DWORD)を0
にSetupSupported
(DWORD)を0
にSetupType
(DWORD)を0
に- (
SystemSetupInProgress
(DWORD)を,0
以外の値であれば0
に)
それぞれ編集する。
shutdown /r /t 0
等で再起動すると,完成。
システムが起動したら,(再度)おまじないの再起動をすることをおすすめする。
5. PEの再起動
wpeutil reboot
6. M$アカウント登録のバイパス
OOBEが起動したらShift-F10でcmd.exeを起動し,
oobe\BypassNRO.cmd
とする。
Windows 11 25H2からはBypassNRO.cmdが含まれなくなるので,バッチの内容を手動で実行する必要がある。
reg add HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\OOBE /v BypassNRO /t REG_DWORD /d 1 /f
shutdown /r /t 0
A. インストール後の設定
A.1. WinGetのインストール
UUP dumpのinstall.wimには何も入っていない。
iwr https://github.com/microsoft/winget-cli/releases/download/v1.11.430/Microsoft.DesktopAppInstaller_8wekyb3d8bbwe.msixbundle -o appinstaller.msixbundle
Add-AppPackage appinstaller.msixbundle
rm appinstaller.msixbundle
A.2. 時計の秒表示
ms-settings:dateandtime
の「システムトレイに時刻と日付を表示する」をクリックしたら出てくるサブメニュー的なところに項目がある。
なければHKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Advanced
のShowSecondsInSystemClock
(DWORD)を1
にする
A.3. 不要な通知を消す
ms-settings:notifications
の一番下にある「追加の設定」の項目のチェックを全て外す。
A.4. PrintScreenを戻す
ms-settings:easeofaccess-keyboard
にある。
意味わからん。
A.5. Explorerのコンテキストメニューを戻す
reg add HKCU\Software\Classes\CLSID\{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}\InprocServer32
cf. https://qiita.com/so_nkbys/items/a05ba340ace9949ef220
A.6. コーデックを入れる
A.6.1. HEVC
https://gist.github.com/Aldaviva/d5f78c155eebfce561e5473a44615e3e に従う。
A.6.2. AV1
winget install 9MVZQVXJBQ9V
A.7. タスクスケジューラの確認
taskschd.msc
で\Microsoft\Windows\Windows Defender
にあるWindows Defender Scheduled Scan
から「最上位の特権で実行する」を剥奪する。
お前重いんだよ!
A.8. キーボードのリマップ
https://map-scan-code.soncho-works.com を使う。
SandSの設定方法はこちら。
A.9. ディスクのクリーンアップ
cleanmgr
を使うだけでなく,回復とかに使われる古いファイルを消し飛ばすこともできる。
dism /online /Cleanup-Image /StartComponentCleanup /ResetBase
総括
こんなもんでしかね。